『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』おひろめ舞台挨拶レポート!
すみっコぐらしの映画第2弾『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』
(11月5日全国公開)の舞台挨拶付きおひろめ試写会が10月22日に都内で行われました!
当日は、井ノ原快彦さん、本上まなみさん、大森貴弘監督、そしてとかげ&しろくまが登壇しました。
前作に引き続きナレーションを務めた井ノ原さんは
「第2弾があるらしいという噂を聞いていたので『違う人になるのかな…』と不安に思っていたらオファーの連絡が来たので良かった」と続投に一安心。
コロナ禍ゆえに収録は別々に行われましたが、
「楽しくて充実した時間でした。冒頭の本上まなみさんの声を聞いただけで癒されました」とのこと。
同じく前作に引き続きナレーションを務めた本上さんも
「またこうして井ノ原快彦さんとご一緒できたのは本当に嬉しかった」と再びの共演を喜んでいらっしゃいました。
前作からバトンを受け継いだ大森監督は
「3Dアニメーションもセリフのないキャラクターも初めて。でも演出していくうちにキャラクターたちが集まったり離れたりするだけで十分に表情が出ると思った」と、当時の印象を紹介。
井ノ原さんと本上さんのコンビについては「僕も続投を願っていました!」と大喜びでした。
また、主題歌『Small world』を担当するBUMP OF CHICKENについては
「まさにピッタリ!それに私は朝ドラにハマっているので、主題歌が同じBUMP OF CHICKENさんというのも嬉しい」と太鼓判。
アニメ界で引っ張りだこの脚本家・吉田玲子氏の起用についても「知的かつ構成もしっかりしていて、打てば響くような脚本」と自信満々。
推しキャラの話になると、本上さんは
「今作では魔法使いたちが可愛かった。私は食いしん坊なところがあるので、食いしん坊の魔法使いが好き」とメロメロのご様子。
井ノ原さんは「僕はえびふらいのしっぽが好きだったけれど、今作でとかげに浮気!」としながらも、
「僕も“6(シックス)”のほうで頑張っているので、同じ数字としては魔法使いの“ふぁいぶ”に共感!」と、観客の笑いを誘いました。
さらに“魔法”をテーマにしたストーリーにちなんで、登壇者それぞれの「現実にあったらいいな!」と思う魔法を発表。
本上さんは「ちょっとジャンプしただけで2階まで上がれる魔法」を提案。
「とかげのおうちには美味しいものが実っているので、この魔法を使えばヒュッ!と取れる。下りる時にはフワッと」と笑顔で説明。
一方、井ノ原さんは「怒っている人の語尾が『ぽ』になる魔法」を提案。
「いくら怒っても語尾が『ぽ』になるので、怒る気持ちがなくなる。そうすれば世の中が平和になる」と
優しい世界を想像した素敵な魔法を考えてくださいました。
最後に本上さんからは
「コロナ禍で毎日しんどかったり辛かったりすることもあるけれど、そんな中でもちょっとホッとできるように、この映画が皆さんの心に寄り添ってくれればいいと思いながら作品に参加しました。この作品の上映が皆さんにとっての温かい素敵な時間であることを願っています。」とのコメント。
井ノ原さんからも「すみっコの世界は、お互いがお互いを支え合い、お互いのネジを巻き合っているような世界。僕たちが住むこの世界もそうなっていったら嬉しい。カワイイとかプニプニしているということが、こんなにも人を幸せにしてくれるのかと思う。明日もっと他の人に優しくなれそうな気持ちになる映画です。最後まで楽しんで!」と、映画への思いを込めていらっしゃいました。